市民を拒否する市議会と説明しない市当局

 7日の朝日新聞朝刊に「新図書館計画で検討委設置方針 上尾市、基本構想策定へ」とある。6日に開かれた全市議を対象とした説明会で明らかにしたようだ。

 そもそもこの説明会は、3日に全員協議会として開かれる予定だった。市議会のトップページにもその旨の案内があった。共産党市議によれば、新政クラブが文句を云って全員協議会は、中止となり説明会に変わったと云う。
一会派に(おそらく公明党も後押し)いちゃもんつけられて、方針をひっくり返した市当局の頼りなさは、今の市政を物語っている。

 なぜ新政クラブは市民の目を恐れた(?)のか。記事を読むと、それらしきと思えるカ所がある。「上平複合施設検討委員会(仮称)で・・・23年度着工をめざす」と。それにしても、検討委員会が「市民や有識者10人程度」では、市民はおつまみに過ぎないのだろう。

説明会のもう少し詳しい内容がJCP*もえブログにあります。この中で、市側は「決定事項ではありません」と云っているようです。そんなことは当然でしょう。
見直し後の跡地をどうするかは、これから議会に諮られるのだから。


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コメント

No title

こあらっこ
上の新聞記事の内容に市民や有識者ら10人程度で構成し・・・と
書いてあるが、たった10人なの?と感じた。市民と言ってもどうい
う人を選定するのか?上平の複合施設だから、少なくとも上平の
住民は選ばれると思うが。上平の住民でも地主、新住民、年齢、
男女、職業・・・と色々な立場の市民を偏りなく選んで欲しいが。
議員の○○さんの友達とか市内の公共施設の工事などの関係
者等は選ばないで欲しい

Re: No title

はるか
新図書館複合施設市民会議の募集が2名だったので、
上平の方が1名と他地区の人が1名位でしょうか。
議員の友達とか建設関係の人は論外です。

>色々な立場の市民を偏りなく選んで
欲しいが、どうでしょうか。市長の本質が垣間見えるかもしれません。

No title

本好き
自ら判断決断できないくせに、10人・・・手抜きするな。
ややこしい意見が増えると面倒だからかなと勘繰ります。
あいさつ行脚でいいご身分。
いとやんごとなき方も挨拶が仕事ですが、市長の挨拶はとおり一辺だからなあ。元県議風情でかっこつけるなと言いたい。
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